健康なブドウの木を育てるための土壌づくり
美味しいブドウを作るために、土の中の健康管理は必要不可欠です。
OGINO VINEYARDでは、根が十分に張れるよう、堆肥や稲わらを撒き、土壌を軟らかく保ちながら、定期的な栄養成分の調査を行っています。
健康に保つ条件である窒素やリン、カリウムなど、植物に必要な成分が適切に含まれているかどうかを土壌分析を行いながら日々管理することが必要です。
農家が土壌作りに力を入れることは決して特別なことではありません。
適切な土壌づくりをすることで、根の発育を促進し、水分や栄養素の吸収をよくすることができます。また、ブドウの味や香り、収穫量にも直結する大切な工程なのです。
酒粕とシリカを使った土壌づくり
基本的に、農薬や化学肥料を極力使わず、自然環境に配慮した栽培を重視していますが、より美味しいブドウの収穫を目指し、「酒粕」を使った肥料を取り入れるようになりました。
酒粕は栄養素が豊富なため、肥料として利用されることが知られています。また、吸収率を上げるためにシリカも加えることで、ブドウの実には、コクと旨味が増し、より美味しいブドウの収穫が可能となりました。
OGINO VINEYARDでは、土壌の健康維持や肥料へのこだわりなど、多角的なアプローチを用いてより高品質なブドウの収穫を目指しています。
これからも変わらず作物と向き合っていきながら、お客様に喜んでいただけるブドウ園であり続けたいと考えています。