粒が付く場所による甘さの違い

バランスの良さ

ブドウを持った時に「ズッシリ」とした重みが感じられると思います。
ブドウはいくつもの実が集まり、全体的に見ると三角形の房になっています。このバランスの良さを生み出す秘密が「敵粒」にあります。このバランスを「敵粒」の際に計算し、デザインしOGINO VINEYARDでは特にこだわっているところになります。枝に付いていた方を上に持った時、甘い方はどちらでしょうか。それとも、同じ房だったら同じ甘さでしょうか。

 

甘さは上から

実は、同じ房でも枝に近い部位と遠い部位では甘さが異なります。ブドウの房を持っていただき、甘さは上からくるので、上の粒は甘く、下の粒はスッキリとした甘さに仕上がっています。上の粒は太陽の光がよく当たり、熟し始める順番が上からになります。どちらから食べてももちろん美味しさは味わえますが、上の粒と下の粒の甘さによる違いも是非とも味わって欲しいです。