OGINO VINEYARDでは、ブドウの栽培において温度管理が非常に重要であると認識し、地球温暖化に対応すべくIoT技術を活用したスマート農業を導入しています。
IoT技術を活用したスマート農業では、ハウス栽培において温度管理を中心に行っています。IoTセンサーを設置し、ハウス内の温度や湿度などの環境情報をリアルタイムでモニタリングし、データを収集します。これにより、ブドウの栽培に最適な温度や湿度を維持することが可能となります。
さらに、IoT技術を活用することで、自動制御システムを導入し、温度や湿度などの環境条件が設定値を超えた場合には自動的に調整するようにします。
これにより、ブドウの生育環境を安定させ、生育に適した条件を整えることができます。その結果、品質の向上や収量の増加など、生産性の向上に繋げることができます。
IoTを使用した温度管理
ハウス内の温度管理において、センサーが異常温度を感知して自動的にハウス内の天窓を開閉する機能は、ハウス栽培を主にする農家にとって非常に効果的です。このシステムにより、異常な温度上昇や下降に対処する必要がある場合でも、即座に対処することが可能となります。
ハウス内の温度は急激に変化することが多いため、特に栽培範囲が多岐に渡る農業者にとっては欠かせないシステムと言えるでしょう。IoT技術を活用したハウス栽培のシステムは、農業生産の効率性と品質の向上に大きく貢献しています。
生育状況のリアルタイムモニタリング
IoT技術の導入により、私たちはブドウの生育状況をリアルタイムで把握し、最適な栽培管理が可能となりました。異常が検知された場合は、すぐに対処ができ、作物への悪い影響を最小限に抑えられるのです。
実際、私の畑でも、スマートフォンを活用して施設内の状況をリアルタイムでモニタリングしています。リアルタイムのモニタリングにより、適切な栽培管理を行うための意思決定が迅速に行えるようになりました。また、収穫時期の予測や作物の状態に関する詳細な情報を得ることができ、生産性の向上や品質の向上に繋がっています。
IoT技術を活用することで、私たちはより効率的で持続可能なブドウの栽培を実現し、収穫量や品質の向上を目指しています。
作業の省力化
管理の一定部分を自動化することで、より正確に把握することができる他、今まで人の手で行ってきた労力やコストの削減も大きなメリットです。
私たちは、ブドウの生産者であり、またブドウを愛する消費者でもあります。
このような立場から、より多くの人に安心・安全なブドウを食べてもらい、その魅力を広めていきたいという思いを強く持っています。
これからも、品質にこだわったブドウの生産を続けながら、多くの人にOGINO VINEYARDのブドウを知ってもらうための取り組みを進めていけたらと思っています。