摘粒

OGINO VINEYARDでは、見た目にも美しいブドウを作るために摘粒という方法でブドウの形は基本的に、円錐・円筒状になっていますが、ブドウの段数、粒数、まで含めて、どこから見ても同じ形になるよう、全体のバランスを見ながら一つ一つ丁寧にデザインをしています。

 

摘粒とは

農業者でなければ、”摘粒”と聞いてもまずピンとこない方が多いのではないでしょうか。

まず摘粒というのは、ブドウの実が大きくなる前の”粒”を、間引きする作業のことをいいます。

間引きをする理由を簡単にお伝えすると、ブドウの房からいらない粒を切り落としてあげることによって、実を大きく成長させるといった目的のために行っています。

また反対に、摘粒をしないと果実が密着してしまったり、果実の大きさや糖度が一定でなくなり、バラつきが出てきてしまうといったデメリットが生じてしまいます。

 

OGINO VINEYARDの摘粒とは

OGINO VINEYARDでは、ぶどう一房一房の形が違うため(個性)それぞれのぶどうに合わせた摘粒をしています。。

ぶどう一房に付いている果粒数を36粒〜40粒前後にし、果粒同士がぶつかり合わないように全体のバランスを見ています。また、十分に栄養を吸収できるため、大きさのばらつきが無く、バランスよく果実が大きくなることにより、糖度も上がります。

また、果実の成長の段階で果実同士が触れず風通しも良くなるため、病気の発生も減少するといった効果も期待されます。