たくさんの困難や壁にぶつかりながらもこのような賞を頂けたことは、私自信大きな自信にもつながりました。
受賞したことをきっかけに、今まで以上にこだわりをもって進化していかなければいけないと感じ、最近では様々な挑戦をしながら、更なる進化を目指しています。
コクと甘みを追及して
ブドウのコクや糖度を上げる”という目的から、収穫1ヶ月前になると地中へ黒蜜(黒糖)を投入するといった栽培も行っています。
土壌に黒糖を混ぜ込むことで、糖度を高める効果を期待していますが、黒糖には他にもビタミンB1やカルシウム、鉄分、ポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれます。
また、黒糖は微生物の活性化効果があるため、土壌の微生物の働きを合理化させることも期待できると考えています。
一房ずつにこだわりを
より良いブドウを作るためには、土作りが重要です。当園では、土壌分析により不足している栄養成分を把握し、肥料の量や内容を変更しています。また、土を軟らかくするために、堆肥を細かくした稲わらを撒いています。
このようにして、こだわって育てたブドウは、一房ずつ品質を確かめて出荷しています。ハンディーセンサーで糖度を計測しているため、品質が安定しているのです。化学肥料も使用していないので、安心してお召し上がりいただけます。
試行段階の取り組みも含めて、お客様のもとへ美味しいブドウを届けるために、これからも成長を続けていきたいと思っています。